おいでませ 九州 <前編>

九州には素敵な場所がたくさんあります。


先週末遠くから来た友人をまず連れて行ったのは
もちろん中津名物「から揚げ屋」

大分耶馬溪「青の洞門」は菊池寛の「恩讐のかなたに」でも有名な景勝地

「からあげ 村上食堂」

そのそばにある 「からあげ 村上食堂」は参照したブログによると伝説の店らしいのですが
実は父の遊び友達のおじちゃんがやっております。なんだか微妙に知り合いです。

「から揚げ4つください」と、グラム指定も、値段指定も、個数指定もOKのゆるーいオーダー方法の中から、個数指定を選択し、揚がるのを待ちながらお茶をすする。揚げたてのから揚げを車の中で食べながら移動。 肉汁注意。ティッシュ必須。やっぱりむらかみのから揚げはおいしいです。

そして、一路由布院
目指すは「山荘 無量搭(むらた)」

「亀の井別荘」「玉の湯」と並ぶ、いわずと知れた湯布院三大旅館のひとつ。
予約が取れないことでも有名なその旅館のカフェでお茶をするのが目的。


素敵な暖炉のある「Tan's ber」 

ここでは、これまた入手困難な「Pロール」が食べられます。
由布院といえばPロール。 
「無量搭」はロールケーキに市民権を与えたと言われています。


その暖炉の前で、コーヒーとPロール

テーマは大人の贅沢2009

ただ、お茶しに行っただけの私たちが「無量搭」のまえできゃぴきゃぴ写真を撮っていると、お姉さんがとんできました。

「よろしければ、写真をお撮りします!」お姉さんは満面の笑顔です。ただの、一般観光客の私たちに、向けても 笑顔MAX 笑顔のお姉さんはとても光っていました。

すれ違うスタッフの方すべてに「良い旅を!」と笑顔で微笑まれとても幸せな気分になりました。

なぜ人が「無量搭」を選ぶのか、その価値が、こんな若造にもひしひしと感じなれました。 さすがです「無量搭」。いつか泊まってみたいです。

湯布院「金鱗湖」に流れ込む小川は紅葉真っ盛りでした。(スタッフMを探せ!)




そして、一路黒川温泉へ。

黒川温泉は10数年前までは、だれも寄り付かなかった温泉地。
そこが今では、行ってみたい温泉ランキング上位に君臨します。


そこは、「町全体が旅館」という、とてもすばらしい一体感のもとに成り立っています。最近は新しいお店がちらほらできており、スタッフM的には残念なのですが、やっぱり、一番好きな温泉街です。


今回は「ふじ屋」さんに泊まりました。


こじんまりとした温かな宿
ここでも「無量搭」に負けない笑顔で迎えられ、とってもやさしい気持ちになりました。




「建物のよさや、料理のおいしさもやっぱり大事だけど、一番印象に残るのは笑顔だね」と友達とおいしい料理を食べながら話しました。


一泊10万近くする宿もきっと素敵なんだろうけれど、1万に少し毛が生えたくらいの料金の宿だって、笑顔があれば満足でした。


やっぱり笑顔だね
笑顔!

と、湯布院で買ったカボスワインを飲みながら、「笑顔」を連発しつつ、夜はふけていくのでした。




追伸
ちなみに、由布院の温泉(無味無臭)より、黒川の温泉(いろんな色の温泉)の方が、温泉好きにはたまらないと思います。