「復興の狼煙」と「45RPM」
つい先日、私の大好きなブランド「45RPM」のお洋服をたくさん査定させていただきました。
あー!これ私も持ってる♪
あーこれ、あの時買おうか迷ったやつだ!
とても楽しい時間でした。
ご依頼主様にお洋服の査定結果をご報告すると、ご了承とともに下記のようなお言葉が。
「私が着なくなった服が震災に遭われた方のお役に立つとわかり
とても嬉しいです。」
ご了承のメールにてご依頼主様が査定金額をすべて義援金に寄付するおつもりで査定を依頼くださっていることを知りました。
そして最後に一言。
「本田さんは環境にも人にも優しいとても素敵なお仕事されてますね。」
胸がざわめきました。
被災地へボランティアとして出向く友人たち。
仕事に追われる自分。
災害医療チームとして派遣される親友。
医療から離れた自分。
いろんなものを放り出せるなら、私もすぐにでも現地で直接何かやりたい!
私だって直接できることがあるはずなのに・・・
実は、最近急激に、いろんな想いが重なって、
お洋服の仕事に対するやる気が低下の一途をたどっていたのです。
そんなときにこの言葉。
胸がざわめきました。
ざわめきながら仕事をしていると、さっき地元のFM局が出している「789」というフリーペーパーが届きました。いつもお世話になっている営業さんが今月号を持ってきてくれました。
その雑誌の中の一枚の写真に目が釘付けになりました。
一緒に悲しむよりもあなたの仕事を一生懸命やってほしい
「復興の狼煙」プロジェクトのポスターでした。
http://fukkou-noroshi.jp/posters/index.shtml#iwate2
そうか!
そういうことか!
このタイミングで、このポスター
すこしだけ涙がでました。
私は自分の仕事を一生懸命がんばります。
日本のみなさん まだまだ応援させてもらいます!
誰に言ったらいいのかわからないけれど
ありがとう
ポスターの瓦礫の前でカメラを見つめるお兄さんの目に
強い力を感じました。
「前よりいい町にしてやる」
日本が前よりいい国になる予感がビンビンする夕暮れ前なのでした