バクダットカフェ
今、ラジオを聴いていたら「バクダットカフェ」の完全形、ニュー・ディレクターズ・カット版が12月5日から公開されるとのこと。
1987年製作のこの映画は、日本公開から今年で20周年。 20年ですか。年がたつのは早いです。ハイ。
映画マニアだった中学時代に、映画雑誌のコラムで読んで、すぐにビデオ屋さんに探しにでた覚えがあります。多分計算すると、リアルタイムではないはず。
マニアな時期を過ぎると、忘却のかなたですが、この映画はたぶん私の好きな映画ランキング3位だったはず。
1番はスタンドバイミー 2番目はラピュタ そして3番目がこれ。
気分に左右される流動的な順位なのですが(笑)
曲を聴くと思い出す風景。 砂漠。 青い空。 白い給水棟。
I am calling you.
can't you hear me?
I am calling you.
ラジオから聞こえるこの歌をききながら、
映画の映像と一緒にいろんな映像が浮かんできました。
あのころの私は、どんな毎日を送っていたのだろう
映像や音楽は、記憶のスイッチとなり
あっという間に、そのころの世界に連れて行ってくれます
陸上部だった中学校時代。
グランドの真ん中で走り高飛びの練習をしながら、青空からオレンジ色、そして濃紺へ変わっていく空をマットの上に寝転んでよく眺めてたなぁ
21世紀の技術を駆使して、鮮やかによみがえった映像のニュー・ディレクターズ・カット版。あの空や、あの景色がとても鮮やかになっているらしいです
懐かしい気持ちはなんだか切ない気持ちににています
だから、もう一度バクダットカフェを見るときは、「20年前の映像がいいなぁ」とあまのじゃくなスタッフMは思うのでした
<おまけ>
画像を探していたら見つけた映画評論
さすが、ライターさんだ!と思いながら、読み進めるうちに
あいまいだったバクダットカフェの記憶が紡がれていきました。
こういう文章すきだなー
「www.さとなお.com」
http://www.satonao.com/cinema/bagdad.html